久しぶりに森博嗣を一気読みする [読書生活]
森氏の久しぶりのシリーズ本。
偶然本屋で見つけ、あわてて購入し、1日半で一気読みした。
森氏の本は、全部持っているし(わけのわからないフレーズ集も含めて・・・)
基本的に大ファンであるので、楽しく読めた。
もはや面白いとか、トリックがどうとかの問題ではなくて
デビュー作以来続、大河ドラマというかシリーズの中に私自身が取り込まれ、
登場人物(キャラ)に対しても、
「いよっ、ひさしぶり!」というような感情をもつに至る。
それに、この著者は、伏線マジックの帝王(私が命名)であるので、
シリーズのどこになにがどうつながっていくのか油断ならない。そこは、ファンならではの楽しさだ。
そういう大河ドラマっぽさは、某「渡る世間に・・・」をずっと観ていて
「えなりくん、おおきくなったねぇ・・・。」
と感慨を持つ感じに似ていないこともない。
本で言えば平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」に近いものがあるとかないとか。
ただし、上のような事情である故、
ファン以外の方にとっては、いったいどうであろうか?という一抹のファン(不安)を抱えつつ、
本日、ここまで・・・。(お粗末!)
すべてがFになる~森博嗣 [読書生活]
森博嗣の大ファンです。
著書は全て持っています。
この方は天才です。
大学の研究をしながら、あの多作ぶり。
伏線の見事なこと。
キャラクターの魅力的なこと。
意外性のあるストーリー。
びっくりするような設定。
さすが漫画研究会、というところでしょうか。
「すべてがFになる」は、数年前の正月に実家で読みました。
明け方までかかって、一気に読みました。
あの「事件発生」の部分、ちょうど家族が寝静まった頃読みました。
「こわかった・・・」。大人なのに。
S&Mシリーズ第一作。
キャラクターに感情移入していない分、
純粋にミステリーとして読めました。
ところで、ストーリーとは別の話で、
ああいう研究所が本当にあって、
自分もそこで研究できたらいいなって
読みながら考えてしまったのを思い出しました。
ちょっと魅力的な場所(環境)です。
もちろん、実際には息が詰まるだろうし
第一私は文科系ですから・・・。残念!