森博嗣さんに義理立てる [読書生活]
カクレカラクリ―An Automation in Long Sleep
- 作者: 森 博嗣
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
これが作家と読者の義理人情というものだろうか。
森博嗣先生の最新作
カクレカラクリ―An Automation in Long Sleepを読んだ。
もともと森先生の大ファンで
彼の著作は全部読んだ(&持っている)。
特にシリーズ物は、ある年代にとっての盆暮れ「寅さん映画」のような感じになっている。
しかしながら、そんな森作品であっても、
おもしろいとおもしろくないの境界線を彷徨う(もちろん私にとっての話)
作品が時々ある。
この「カクレカラクリ―An Automation in Long Sleep」も、そんな感じといえばそんな感じ。
おもしろいキャラクターが出てくるけれど、
その持ち味が炸裂する前にお話しが終わってしまったような気がする。
コカコーラ○周年(執念ではない。今、そう誤変換されたので念のため)記念書き下ろしとか
森作品初めての映像化!とかの冠がついているが、
名作「すべてがFになる」http://blog.so-net.ne.jp/wordtrek/2005-02-04-1に比べたら・・・(以下略)。
必殺のS&Mシリーズに比べたら、
「新・必殺仕置人」と「必殺仕舞人」とが大きく違うほど違う。
(分かりにくい例だが私的には非常に明確!)
それでも!
本屋で森博嗣の作品を見かけたら
私は買うのである。
それがファンの見識というものである。
義理人情というものである。
私はそう思う。
そのファン心理 解りますね!
その内容よりも、その人そのものに惚れこんでしまう。
手元に置いておきたい☆
収集癖がある吾部屋には・・・^^;
by kimiko (2006-09-09 10:30)
>「新・必殺仕置人」と「必殺仕舞人」とが大きく違うほど違う
そりゃ大変違います!(笑)
全作品をお持ちなんですね。何冊ぐらいあるのでしょうか?
私は整理が下手で、好きな作家の本なのに以前買ったのを忘れて、
また同じ本を買ってしまうことが・・・。
by チヨロギ (2006-09-10 00:15)
はじめまして。
コメントありがとうございました。
原作はもう読まれたのですね...
「すべてがFになる」に比べたら...とお書きになっているので
買うのはもうちょっと考えてからにしようかな?
by のん (2006-09-11 22:04)
★kimikoさんへ
手元に置きたいシリーズで
家が埋まってしまいがちです。
何とかしなければいけないのですけれど。
by 茅ヶ崎住人R (2006-09-16 20:01)
★チヨロギさんへ
私も、同じ本を二度買う組合の
会員です・・・。
by 茅ヶ崎住人R (2006-09-16 20:03)
★のんさんへ
ドラマと原作とはずいぶん違う設定でしたね。
それはそれで楽しみましたけれど。
by 茅ヶ崎住人R (2006-09-16 20:04)
なんか分かる気がします。
私もいま『カクレカラクリ』読んでる最中。
森博嗣のこれまでの作品もまあまあ読んでいるほうです。
でも。
すっごくおもしろ~いって思うときと
なんだこれって思うときと両方ありますね。
by ecco (2006-10-08 10:49)