「パン屋さん」でパンを買う [世間話]
美味しいパンを売っているという評判のパン屋さんにパンを買いに行った。
車で30~40分ぐらいかかっただろうか。ちょっとしたドライブだった。
昼過ぎに行ったので、売り切れかと思ったが、幸運なことにまだたっぷり売っていた。
(噂では、午前中に売り切れるということだった。)
食べてみた。美味しい。そこらのコンビニやスーパーには売っていないパンだった。
値段も安い。例えば、生クリームと抹茶のあんが入っているあんパンが、一つ105円。
妻は、「もっと買い占めれば良かった」と、しきりに後悔していた。
食べてみて考えた。
近頃「パン屋さんのパン」を食べていただろうか?と。
そういえば近所に「パン屋さん」が無くなって久しい。ちょっと前までは、街に一つか二つは「パン屋さん」があったものだ。(ついでに、そういう「パン屋さんで」は、コロッケを売っていたり、パンの耳を売っていたりした。)
駅前まで行けば、「ポンパドール」だの「サンジェルマン」だのというパン屋が良いにおいをさせている。が、あれは、「パン屋さん」ではない。この「さん」という庶民的な響きがポイントなのである。
今日行ったお店は、まぎれもなく「パン屋さん」だった。
「パン屋さん」のパンを買うというのは、今では貴重な体験なのだ。
こんばんわー!
そんなにこだわりのパンなのに、や、安い!安すぎる!
そっか!パン屋とパン屋「さん」。なるほどね。
by nyan (2005-03-17 01:45)
安さには、私も感動した次第です。
パン屋とパン屋さんのちがいは、言ってみれば、量販酒屋「Dマート」と「三河屋さん」(byサザエさん)のちがいでしょうか・・・。
by 茅ヶ崎住人R (2005-03-19 22:54)